飯村悦生 【鏡の底】展が始まりました。

  • 2014.05.18 Sunday
  • 21:11
「飯村悦生 【鏡の底】」展が始まりました。

2014.5.17(土)〜6.1(日)  10:30〜18:00 (月曜日休館)













【鏡の底】/ いわきノートより抜粋

note5

酒樽の蓋をカガミと呼ぶ。【鏡】または【鑑】と記す。
はて、このカガミどちらの面が表で裏なのだろう。

ふつう蓋は見えている上の面が表で下の面が裏である。
杜氏たちの手に触れた面、発酵と熟成を見続けた面。

わたしには蓋のどちらの面も神聖なカガミと思える。
おもては【面】と記す。

それぞれの面に表情の違いを見せるカガミたち、
ひとの棲家と酒の棲家の表裏一体。

いわきの酒蔵で制作した今回の作品。
シリーズのテーマを【鏡の底】とした。

鏡に底はあるのだろうか、
それはわたしが画家として出発した時からの問いである。

以下略
                     飯村悦夫









本日5月18日(日)は、ティーパーティーと、山内みな(フルート・歌)、今野香澄(歌)、菅原亜希(ピアノ)によるミニコンサートが行われました。





〜プログラム〜
フルート・ボーカル・ピアノ「踊り明かそう」(マイ・フェア・レディより)
フルート・ボーカル・ピアノ「世界の約束」(ハウルの動く城より)
ピアノ・ソロ「喜びの島」
ボーカル・ソロ「〜ハバネラ(恋は野の鳥)〜」
フルート・ソロ「EARTH」
デュエット「見上げてごらん夜の星を」「花は咲く」

他に、現在ヒット中の「アナと雪の女王」も演奏されました。
3人の若く瑞々しい音楽家たちの演奏に涙するお客様もいらっしゃいました。




コンサートの後はささやかなティーパーティーが催されました。








飯村悦生 【鏡の底】

etsuo iiMURA 1998〜new work

2014.5.17(土)〜6.1(日)  

10:30〜18:00 (月曜日休館)

東日本大震災のあと、いわきの酒造跡で酒造りに使われた大樽の蓋や梁材などを素材に制作をつづけている。
今回のいわきでの個展は、1998年以降のリトグラフと共に、鑑(かがみ)シリーズの新作を展示する。 

飯村 悦生 略歴

1953年生まれ横浜市在住。
1974年より個展を中心に発表。素材は金属、紙、布、木と限定はなく、平面、立体、版画を制作。
チェコ、アイルランドにて滞在制作。

*会期中の作家在廊予定
  5/17(土)、18(日)、24(土)〜6月1日(日)


ダイナミックな作品群を、ぜひ間近でご覧ください。


 

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