チャリティーコンサートとデッサン展の作家を囲んでのトークショーが開催されました。

  • 2014.02.01 Saturday
  • 22:10
2月1日(土)、ウィーンとミュンヘンから来日したロベルト・レーバウマさん(ピアノ)、オリバー・ラコタさん(トランペット)による「音楽・アートのチャリティー演奏会」(日本芸術協会 主催)がエリコーナ ホールで開催されました。




会場は満席でした。





アーティストのお2人は東日本大震災の被災地支援のためヨーロッパから来日されたそうで、「ぜひいわきでコンサートをしたい」という強い願いがあったようです。
どうもありがとうございました。

演奏曲目
ベートーベン 「ピアノソナタハ短調作品10-1」
プンメル 「トランペット協奏曲」
ガーシュイン 「ラプソディー イン ブルー」
アルチュニアン 「トランペット協奏曲」






コンサートの後は「デッサン展」の参加作家たちによるトークショーが開催されました。




こちらも会場は人でいっぱいでした。



作家と参加者数名が「デッサン」をテーマにお話をしました。箇条書きですが、お話の内容を簡単に記しておきます。




石井實さんのお話。少年期に出会った樺島勝一の挿絵についてなど。彼の帆船の具象絵が好きで、それが自分と絵との出会いだった。人間が彫刻を始めた原点のようなものを安藤栄作さんのデッサンから感じとれる。具象でも、内側からくる感動を大事にしたい。






高野正晃さんのお話。まだ手垢にまみれていない学生時代の自分のデッサン画は今の自分のデッサンにはない良さがある。ある意味怖いことではあるが、いわきの作家のデッサンを中高生にどんどん見てもらって、こういう表現もありなんだと思ってもらえれば良い。デッサンの必要性については自分の教える美大でも論議の対象になっている。






延岡毅一さん。今回初めての参加。自分といわきとの縁、キャブレター (エンジンの部品)のお話。量産品でも人の手から手に伝わったものであるという事など。






長谷川浩子さん。最近、学生の展覧会を見た時に感じたことなど。学生の作品に自画像が多かった話など。 






山本伸樹さん。物をじっくりと見ることについてなど。見ているようで実は見えていなかったことに気づかされた話など。見続けることだけでなく、体で感じとる行為を大切にしてきた。






安藤栄作さん。物を見続けて、愛することで自分自身が変わっていくことなど。

その他、会場に来ていた数名の方がデッサンについて自分なりの考えを話されました。


(聞き逃してしまったことも多々あり、大変申し訳ありません。ニュアンスが変わってしまった箇所もあるかと思います。内容について修正依頼などありましたらエリコーナまでご連絡ください。)



「デッサン展」は2月9日(日)まで開催しています。

ぜひ会場までお越しください。

 
コメント
お世話になりました。今日で終わりですね。カメラではなく、キャブレター (エンジンの部品。)量産品でも人の手から手に伝わったものであるという事を話しました。話が下手ですいませんでした。
  • 延岡毅一
  • 2014/02/10 1:08 AM
延岡様、
先日は大変お世話になりありがとうございました。
キャブレターでしたか!!!こちらの完全な聞き間違いでした。大変失礼いたしました。。
またの機会がありましたら、どうぞよろしくお願いいたします。スタッフ
  • エリコーナスタッフ
  • 2014/02/24 6:37 PM
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